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アート、オタク事、Second LifeやHiPiHiなどのバーチャルワールドな日々。
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お久しぶりです!ここのところ更新サボっててすみません。先月から今月にかけてあちこち出張だったのでなかなかネット繋げる時間がありませんでした・・・。
今回は私も下っ端ながら色々なカンフェレンスに参加させていただいて、嬉しいやら恐れ多いやらフクザツな気持ちでした。

参加したのは、
シンガポールで開かれたバーチャルワールドカンフェレンス「State of Play」
中国の成都で開かれたSF大会
横浜で開かれたワールドコン
です。

シンガポールのカンフェレンスは良い意味で驚かされました。
何故なら私はこれまでシンガポール政府ほどバーチャルワールド産業に意欲的な政治機関は見た事がなかったからです。まさかオープニングでいきなり「〜大臣」とか名前の付いてる政府のお偉いさんがスピーチをしてくれるとは予想していませんでしたし。政府の情報機関からもかなりの人数が参加していたのも、さらにそのメンバーの年齢層の若いことも、政府が今後のバーチャルワールド産業に多額の出資をしようとしていることも、何もかも驚きで、ニューメディアを利用して食いつないでいる私なんかはそのエネルギーにとても励まされました。

これからはバーチャルワールドで会社立てるならシンガポールか?

なんて、思わずにはいられない体験でした。

また、Second Lifeの第一線で活躍している企業さんやリンデンラボの方にお会いし、ためになるお話も聞けて有意義でした。
さすがにライバル社ともいえるMillions of Usの代表さんと意気投合して一緒にクラブでダンスすることになるだろうとは、私も予想していませんでしたが(笑)。見た目がどんなにデキるビジネスマンでも、この業界に入るだけあって心はまだまだ若者なのでしょうか。私なんかはそこにいたグループの中では二番目に若いくせに途中でギブしてしまいました。

今回のカンフェレンスで日本の3Diとの提携についてプレスリリースをし、注目を浴びたHiPiHiの方々とも沢山お話をできました。3Diがバックに付いた事で今後彼らの日本での展開もますます気になるところです。日本語版も出るという事で、楽しみですね。

その他にも、今までまったく聞いた事がなかったGogofrogという3Dウェブスペースを提供するサービスの存在もこのカンフェレンスで知る事ができました。すでに日本語版が出ているというのに、あまり知られていないこのサービスですが、内容を聞いてみると、なんとブラウザひとつあれば閲覧できるバーチャルワールドということ。
Second Lifeと違って、軽い、簡単、(所有できる土地が)無料、フラッシュをベースにしている、などなど、魅力的な機能が沢山ついています。SLほどリアリスティックな体験はできませんが、逆にシンプルなグラフィックが好きな人、特に可愛いモノ好きの日本人には向いているかもしれません。また、既存のブラウザを使うため、既に自分が持っているウェブサイトの一部としてくっつける事も可能ですし。
54f31000.png
Gogofrogの中心地点、HUB。アバターや建物のレンダリングは至ってシンプル。

全てがフラッシュで作られているという事はとても重要な特徴だと、製作者ご本人達もおっしゃられていました。フラッシュベースという事は、このプラットフォームをオープンにした時、世界に星の数ほどいるフラッシュデザイナーを即利用する事ができる。これにより、通常莫大な時間と費用がかかる3Dプラットフォームの開発がかなり効率的に安価に済ませる事ができる。SLと違って新たに全てを学び始めるというまわりくどい事をしなくても良いというのは、ユーザにとって有り難いことこの上ありません。
フラッシュ/ブラウザベースということで日本のsplumeというサービスに似ていますが、クライエントをダウンロードする必要がないのでそのお手軽さ、UIのフレンドリーさでいえば、splume以上といえるでしょう。SLやHiPiHiとは違った意味で注目していきたいプラットフォームです。


横浜ワールドコンではパネルディスカッションでSecond Lifeについてちょっぴりお話させていただきました。観客が英語圏と日本語圏の方の半々ぐらいの割合だったので(国際的で嬉しい事ですが)、私は始終スピーカーの通訳でてんてこまいでしたが・・・。
でもSFファンという普段とは全く違った客層に私たちの仕事内容や目的などを伝えられただけでなく、お客さんからも沢山ためになる質問をいただけたのでまぁ新境地開拓という点では成功でしょう。

でも忙しすぎて、私が大ファンである天野喜孝さんにお会いできなかったという点だけはなんとも悔やまれます。。。イシュトヴァーンの絵にサインもらいたかったです!!


中国、成都の大会は、私は一般参加者として行ったのですが、注目すべき点はなんといってもその人数の半端無い事。

とにかく中国といえば人、人、人!!!!

SFなんて文学全体から見れば一つのマイナージャンルにしかすぎないのに、この大会ひとつに何千人という観客が出現するという光景を目にしたらさすがに時代遅れで有名なSF作家(そう、SF作家という職種の人は不思議なことにその作品とは矛盾して、新しい物や考え方にとてもうといのです)でさえ次の時代は中国だと認めざるを得ないでしょう。
なんといっても、中国にある一つのSF雑誌が、アメリカで出版されている全てのSF雑誌を合わせた購読数に勝るんですから。
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HiPiHiの最新版をダウンロードしたら、なんとコンテンツ作成ツールが導入されているじゃありませんか!!SLパクリシリーズ、完成したしていたの・・・!?って感じです。(すいません)

いやでも本当にインターフェイスの外見はSLにそっくりですよ。
ほら、
interface.jpg

めっちゃ見覚えあるっしょ?(笑)

さて、SLと同じようにプリムを置いてみます。

SizeやPositionの他にもPath Cut、Rotation、Hollowなど一応SLに入ってる機能はひととおり備わっています。

interface2.jpg


何の変哲もない立方体ですいません。


でもSLの真似だけでなく、HiPiHi独自の機能もちゃんと盛り込まれています。
例えばオブジェクト編集画面を見てみると・・・

interface3.jpg


「Y軸〜」と書かれているプルダウンメニューの所、ここでX、Y、Z軸または全ての軸のどれかを選んで隣の青いボタンを押すと、その軸に沿って複数のオブジェクトを自動的に並べてくれます。
これはありがたい☆

そのすぐ下にある←と→のアイコン、これに私感動しました。
これを押すと、一つ前のステップに戻ったり先に進んだりする事ができるんです!!
SLでオブジェクト編集中にこの機能があれば・・・と思った人、多いんじゃないでしょうか?

他にもオブジェクトのコピー/貼付け、リンク/リンク解除、ロックなどの操作がアイコンを押すだけでできます。ささいな改良ですが、これだけで初心者はモノ作りにかける時間がかなり節約できると思う。まあ、SLでショートカットキーを既に使い慣れている人なら、アイコンよりもやっぱりキーボードのほうが能率的ですけどね!


テクスチャ機能もちゃんとついていますが、ちょっとわかりにくい部分があるかもしれないので少し詳しく説明しておきますね。テクスチャ(紋理)のタブに行ってみるとこんな感じです。

texture.jpg

4色の途切れた輪っかが表示されているのが現在のプリムで選択している面です。テクスチャタブの一番左上にある「全部貼図」と書かれているボタンがオレンジ色になっている場合はプリム全体にテクスチャが適用され、隣の「貼図1」とか「2」とか書かれているボタンがオレンジ色になっている場合は指定の面のみにテクスチャが適用されます。

二つの画像サムネイルがありますが、上のサムネイルは色(テクスチャに上乗せされます)、下のはテクスチャです。「凸凹貼図」というのは3Dレンダリング用のテクスチャ・・・・だと思います・・・すいませんちょっとよくわかりません。でもこれを選ぶ事によってテクスチャの質感が金属っぽくなったり石畳っぽくなったり色々変える事ができます。


ここで実際に自分で作ったテクスチャをアップロードしてみようと思います。

まずテクスチャのサムネイルが表示されている箇所をダブルクリック。するとSLに良く似たテクスチャ選択のミニウィンドウが表示されます。下の図で赤く囲まれているボタンをクリックすると、ローカルファイルが選択できるようになります。

texture2.jpg


見てのとおり現在サポートされているフォーマットはJPEG、PNG、TGA、DDSです。

注意しなきゃいけないのは、HiPiHiでは現在30Kb以下の画像しかインポートできないようになっています。なので透過テクスチャで無い限り、比較的サイズが小さくて済むJPEGかPNGが良いと思います。透過テクスチャの作り方はSLと同じです。

インポートするテクスチャを選択すると、アップロードを開始します。これには数秒かかります。アップロードが完了すると「できたよー」(とは言いませんが同意味の)ってポップアップウィンドウが出て教えてくれます。

texture3.jpg


アップロードしたテクスチャは「未命名」という名前になっているので、それを選択して「確定」ボタンを押す。「当前」ボタンを押すと一つ前のテクスチャに戻す事ができます。

texture4.jpg


テクスチャが貼れました☆


まぁいちいち私の話なぞ聞かずともHiPiHiの英語公式サイトからインターフェイスの英語訳がPDF形式でダウンロードできるので中国語がわからなくても十分遊べます。
英語サイトのリンク貼っておきますねー。
http://hipihi.com/index_english.html
ここのページの右っちょに大きくDownloadって書かれているところをクリックすればおk!
kawloon.jpgkawloon2.jpgkawloon3.jpg


SLに新登場したネオ九龍に遊びに行ってきました!
プレステ時代に「クーロンズゲート」を制作した井上幸喜が設立したJet Graphicsという会社が作ってるらしいです。

さすがプロのゲームデザイナーなだけあってグラフィックが綺麗ですね!!ため息出ちゃいました!SLのグラフィックにこんなに感動したのは久しぶりです。

外見だけじゃなくて、SIMのあちこちに散りばめられたちょっとした遊び心や、迷路のような裏路地、仲間を作ったり情報交換できるSNSの連動、 無料でアイテム販売の場を提供するなど、お客さんにめいっぱい楽しんでもらおう!という制作側の気持ちが伝わってきて好感が持てます。

見た目が良いSIMはほかにもいっぱいあるけど、リピーターが来るような工夫をしないとすぐにゴーストタウン化しちゃうもんね。

そういった点をすべて踏まえてるあたり、Jet Graphics初めてのSLプロジェクトとしては百点満点と言えるのではないでしょうか?って偉そうですみませんが、本当に考え尽くされているなぁと感心しています。

井上氏のコメントによると、
「プレイステーションの時代、PSソフトの中でやりたくても実現不可能だったことが、クーロンズゲート発売から10年を迎えた今年、Second Lifeにて実現した。10年前ゲームをプレイした方も、初めてSIMを訪れる方も、自身の多くの出来事や思い出のストーリーを新たに作っていただければ 幸いです」
とのこと。

Second Lifeってプロのゲーム制作会社から見たら技術的にはもの凄い低レベルなので(映画のCGを作ってる人たちにSL見せると、コンテンツ作成ツールのあまりの使いにくさにビックリされる事も多々あり)、こういった見解って珍しいですね。

でも確かに思ってみれば初代プレステに比べればグラフィックはSLの方が上ですし、この世界で「やっていい事、悪い事」に制限がほとんど無いの で、企業の方針やプレッシャーを気にせずにできる(特にソニーなんかは厳しそう・・・)ことを考えると純粋にゲームが作りたいという人から見ればまさに格 好のプラットフォームなんじゃないでしょうか。

もちろん収益は土地レンタルしない限りほぼゼロに近いでしょうが・・・。でもそのぶんコストも低くて済むので、リスクは至って少ないかと思われます。

さらにネオ九龍のように皆があっと驚くようなSIMを作る事ができれば会社の知名度は一気に上がるので長期的な目で見れば無駄な投資とは決して言えません。
Teen Grid使用の、十代のイギリス人女の子がSLをFirefoxとSafariで閲覧できるようにしたらしい。

http://www.secondlifeinsider.com/2007/07/08/from-teen-grid-second-life-via-firefox/

若いのに凄いですね!私はまだ使用していないのでどの程度動くのかわかりませんが、ブラウザで使用できるようになれば自然に次のステップは携帯電話ですよね・・・。これは期待できそうです。


追記:日本の3Diが同じようなアプリケーションを開発したそうです。みんな頑張ってますね!こうして切磋琢磨しながら良いものが出来上がるといいなぁと思います。
せっかくHiPiHi始めたのでちょこちょこと機能紹介でもしていこうかと思います。

公式サポートフォルムの情報以外、プレイの仕方に関する文献が少ないのでほとんど行き当たりばったりですが、これからHiPiHiを遊びたい方のため少しでもお役に立てればと思います。


・ログイン
orientation.jpg
初めてログインする時はこんな感じです。頭上に「黄鼬」と書いてあるのが私のアバターです。

はっきり言って初期アバターデザインは今の所かなり悪趣味というか微妙ですが(皆さんお揃いのゼブラ模様の服着てます)、パブリック版が出るまでまだ時間があるのでこれは後々改善されていくでしょう。

・容姿設定


appearance_edit2.jpg

ごんぶと眉毛はデフォルト仕様です。
顔の形や体型、服装はSL同様ユーザーの好きなように変更できます。
皮膚や衣服のテクスチャは上から更にオーバーレイをかけたり飽和度がいじれるので、同じテクスチャでも様々なコンビネーションが楽しめるようですね。自作のテクスチャもインポートできるみたいですが、ちょっとまだ詳しく研究していないのでやり方は不明です。次回までに勉強しておきたいと思います^^;

・創造システム

creation.jpg

コンテンツ創造システムはかなりユーザーフレンドリーです。
私が特に気に入ってる機能はこの二つ。

- プレビュー機能
まず上の図を見てもおわかりのとおりインベントリー内でオブジェクトのプレビューが可能。画面内でくるくる回転します。これなら「あ〜あのオブジェクトって何て名前で保存したっけ?」なんて事になってもすぐ見つかるから安心ですね。

- スタンプ(コピー)機能
プレビュー画面の左下にある「連続放置」というボックスにチェックを入れると、まるでスタンプを押すようにペタペタと同じオブジェクトが連続して置けます。森林を作ったりするのに便利そうです。

現在のバージョンではまだ既存のオブジェクトしか作れないようで、サイズの変更のみ可能です。パブリック版が出るまでにはこのへんももっと自由度が上がるように改良されるでしょう。

というわけで、マイホームを建てようと思ったけど自分の土地じゃないので建てられませんでした。

悔しいので火ぃつけてみた。
fire.jpg

おそらくHiPiHiで一番作るのが簡単なのが火です。
そのせいか世界のあちこちに皆が付けた火が・・・しかも削除の仕方がわからなかったためそのまま放置しちゃいました。(荒らすつもりはなかったんですごめんなさい)


・テレポート

さてさて、マイホームを建てるためには土地を所有しなければいけません。現在のバージョンでは、一人のユーザーにつき一つだけ土地が所有できる事になっています。リンデンダラーのようなゲーム通貨は今の所存在しないのでもちろん無料。たったの一つだけ?とはいっても一つの区画はかなり大きいのでそれだけでも充分遊べます。ゲーム内経済システムは現在検討中とのことなので、将来的には土地を買うようになるんでしょうね。

HiPiHiでは検索機能がまだ充実していないため、土地探しはほぼアテ勘です。
世界地図を開いてとりあえず適当な場所にテレポートし、自分の足で歩き回って空いている土地を探さなくてはいけません。幸い私はすぐに見つかりましたが、知り合いなんかは3時間くらいかかっていました。まさに運まかせ


世界地図を開くとこんな感じ。
map.jpg
SLに比べるとだいぶ小さいですがSLと違ってSIMの境界線が無いため、世界内の移動はとてもスムーズです。テレポートも、国外から繋げているのにとてもスピーディ(まあまだ使用者が少ないせいもありますが)。

・土地を所有する
やはり自分の家を建てるなら人気のあるスポットの近隣に建てたいと思うものですが、そういった場所は大抵HiPiHiに所有されているか既に所有者がいます。空いた土地を探すのに時間をかけたくなければ世界地図ウィンドウの右側にある「収蔵地点」(いわゆるホットスポット)の付近は避けましょう。

その点だけを押さえて適当な場所にテレポートします。
これ空いてそうだな〜と思う土地を見つけたら右クリックして土地情報を選択します。するとこのような画面になると思います。
landown.jpg

このウィンドウの一番下の項目が↓ように表示されていれば「現在所有者が居ない」という意味です。
landownmenu.jpg

この土地で満足であれば青いボタン(左)を押します。
これで土地1万平方メートルをゲットしました!めでたい!

次回はアバターの操作、土地の編集の仕方やオブジェクト作成に関して書きたいと思います。テクスチャ導入も理解できたら書きます・・・!

HiPiHiを既に遊んでいる方は、「黄鼬」を見かけたら是非声をかけてくださいね。よろしくです!
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佐伯 幸
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性別:
女性
誕生日:
1984/01/28
趣味:
ネット、動画漁り、お絵描き
自己紹介:
ロサンゼルス在住のハーフ台湾ハーフ日本人。現在ニューメディアマーケティングを取り扱うCentricで勤務中。

基本的にヲタクですのでバーチャルワールド以外にもアニメや漫画等のヲタ話が多々入りますがご容赦ください。

SLネーム:Weasel Gough
HiPiHiの名前:黄鼬
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